VOICES

社員紹介

持続可能な開発体制の構築に力を発揮。
次の「100年」の礎を築く。

ユニット製造部 軸受技術課 / 2008年入社

Y.T

奈良県出身で関西に愛着があり、電子情報学科で学んだ知識を活かしたいと考え入社。配属となった精機製造部では、約10年の間に精密機械部品の設計・開発を担当した。現在の部署では主力製品の設計・開発業務に取り組む。休日は、息子がプレーするフットサルを応援しに行くなど、家族との時間を楽しんでいる。

現在所属するユニット製造部は、旭精工の主軸となる部門です。軸受技術課の仕事は、図面の製作や設計、製品の実験や性能検証、および見積りといった業務になります。旭精工では、研削工程から組立工程まで一貫した自社内加工体制を敷いています。世界的な潮流ともいえる環境保全に配慮しながら、お客様の利便性と安全性を追求したモノづくりに取り組む当社で、開発の一翼を担えることは大きなやりがいです。

また、当社の開発ノウハウをデータベース化する取り組みを進めています。創業から90年を越える当社では、これまで様々なノウハウを継承し続けてきました。長い歴史の間で作成されてきた図面や報告書の数々には、材料の強度検証結果や効率的かつ効果的な設計資料といった、旭精工の“屋台骨”と言える貴重なノウハウが詰まっています。

こうしたデータを手軽に検索できるシステムを充実させることで、効率的な製品開発の一助となりえますし、新たに配属となった社員も早い段階から活躍できる可能性が高まります。設立100年、そしてその先を見据えながら、次代にバトンを渡していく。社内、そしてエンドユーザーの役に立てるよう、1日1日を大切に取り組んでいきたいですね。

「モノづくり」への思いを貫く日々。
若手技術者として、新たな製品開発の中心役へ。

精機製造部 開発課 / 2021年入社

K.M

幼少の頃からモノづくりが好きで、大学では機械工学を専攻。興味と学びを活かすべく、地元の大阪を中心に就職活動を展開。旭精工への入社を決めた。入社後は、精密機器の開発に携わりながら、モノづくりに携わる日々を前向きに過ごす。休日は応援するアイドルグループの動画を見たり、時にライブへと出かけたりしている。

私は精密機器の新製品開発を担う、開発課に所属しています。小さな頃からモノづくりが好きでしたので、地元・大阪で90年以上の歴史をもつメーカーで開発に携わる日々はやりがいを感じますね。

入社初年度の研修期間には、工場内の各部署を周りました。組立や研磨など、現場で実際に加工する様子を見られたことは貴重な経験で、細部のイメージをもって設計を行うために必要な知識を身につけられました。現在は、新製品の開発担当として性能や耐久性の評価、報告書作成をメインに担当しています。また、日々の業務の一方では、29歳以下の営業・技術社員が集まる『U-29』という新商品開発プロジェクトにも参加しています。技術の実践にとどまらず、原価や販売価格など営業的な考え方を試行できる機会は大きいです。

ゼロから製品を生み出す開発職はとても面白く、いずれは自分が中心となって“売れる”製品を開発したいですね。若手が意見やアイデアを発信できる『U-29』への参加をはじめ、会社からはチャンスをいただいていると思います。このチャンスをモノにできるよう、日々の業務に前向きに取り組んでいきたいですね。

地球の裏側にいるお客様とやりとりを重ね、
異文化を理解し、ニーズに応える。

貿易部 貿易営業課 / 2019年入社

T.K

大学では経営学部に所属し、ビジネス全般や簿記を学ぶ。就職活動では、コミュニケーションをとりながら進めらえる仕事を軸に展開。その中で、縁の下から世の中を支える当社の事業や、海外を相手にした仕事に面白さを感じ旭精工を志望した。休日は夫人とグルメやお酒を楽しむなど、リラックスした時間を大切にしている。

旭精工は海外にも拠点があり、私は北米と南米を担当しています。北米は拠点にいる駐在員とのやり取りを中心に、南米は現地の販売代理店と、主に英文のメールでコミュニケーションをとっています。南米の方々は英語が公用語ではないため、意思疎通が難しい場合があります。また、お客様は地球の裏側にいるため返事が翌日になることも多く、お互いの時間効率向上のため、なるべく少ない回数で商談が進むよう、誰が見てもわかるような文章を作成するといった工夫をしています。

メーカーの海外営業としては、社内製造部門とお客様の間に立って、納期や価格調整を行う機会が多くあります。双方が納得できるようにバランスをとりながら対応できたときは嬉しいですね。一方で、あまりに難しい要望にはしっかり「NO」と伝えます。文化が異なるせいか、海外のお客様は「暗黙の了解」が無くはっきりと主張される方が少なくありません。最初は断ることに抵抗がありましたが、理解していただけるように交渉をかさねて対応しております。

幸いにも、社内には頼れる先輩たち揃いです。「どんなメールを書いたら伝わるか」を営業の先輩に聞いたり、商品の特徴を工場の技術者に聞いたりしながら対応できる幅を広げ、どんどん成長していきたいですね。

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